安心安全対策
2015-06-14


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建設の完了をお迎える最後は、実際に、建物を使っていただく人達、入居者の方々に対して、粗相の無いように、すべての機能が安全に確実に作動するか、使用して安心安全であるかなど、総合的にチェックを致します。

また、その建物が安全に稼働しても、建物を動かすエネルギーが適切に使われているかを、調査することも、また重要な課題です。

現在作っている建物も、あと2週間で、ようやく完成引き渡しの時期を迎えてきました。

建物を作る側から、発注する側に変わっても、その気遣いは、変わらないもので、引き渡されたあとの、安心安全に対しては最新の注意が必要です。

最近は、新しい建物ができて、自分の不注意で、廊下でつまずいて転んでも、駐車場に自分の車を入れるとき。、運転が下手で、縁石に乗り上げて、車のタイヤを破損しても、すべて、建物の提供者にクレームを言ってくる人が多くて安全安心に対しては、過剰反応するほど、気を使います。

いまの若い人達は、戦後の荒れた住宅環境や郊外の状況を知りませんので危険予知能力がありません。そのため、直ぐに転んだり、予想外の事をしでかしたりして、怪我をする事が多いです。

これが、50代より高齢の人達は、防空壕で遊んで、土砂が崩れたり。肥溜めに落ちたり、田んぼの畦道に落ちたり、凸凹道で遊んだり、手摺のない川で遊んだりしていますので、どこまでやったら危険か、ここは危険なところだと、事前に感じ取る能力が備わっております。

安全対策に守られて、過保護で育った若い世代を相手に、また、少子化でその子供を大切に守ろうとするモンスター親の影響で、安全に対しては、2重に3重にも安全対策を致します。

フラットな床のマンションに住む人より、上框があって、床の段差がある住宅に住む老人のほうが、寝たきりになったり、起居に支障をきたす人が少ないと言われています。

明日から、1週間、この安心安全のために、泊まり込みで出張となります。
子供の危険予知能力を剥ぐ検査ですが、時世柄、利用していただくお役様に対しては、過剰でなるほど安心である建物を提供せざるを得ません。
[おじさん雑感]

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